サツマイモの苗調達! 早めに買っておく方がいいよ。
まだ大丈夫だけどね。ホームセンターなんかは追加の仕入れはしないことが多いので、売り切れたら終わりだよ。
種苗店はさすがにそんなことはしないので、今月いっぱいは急がなくても大丈夫だ。
でも、早めに買っておいて損はないからね。
でも、買ったら直ぐに植えつけないと枯れてしまうのでは?
って、みんな思っているんだねえ。 だから植えつける直前というより、当日に買おうと考えているんだなあ。
それって、本当に正しいやり方?
その前に、サツマイモの苗って、そんなに簡単に枯れるの?
いやいや、彼はなかなかの強者で、そう簡単に枯れてしまったりはしないんだねえ。
でも、保存のための処置はいるんだよ。
これが今日調達してきたサツマイモの苗だ。
これを見て、「えっ」という人が案外多いので、こっちの方が「えっ」だよね。
聞いたところによると、どうやらポットに入った苗を想定しているらしいんだなあ。
でも違うよ。 サツマイモはこういう苗蔓を植えるんだよ。
そんなことはどうでもいいので、これをどうするかだよね。
直ぐに植える人は植えて大丈夫だよ。
でも、まだ畝が整ってなくてという人は、しばらく保存しよう。
大丈夫、枯れたりはしないから。
例えばこの苗、いかにも新鮮だろう。 どう見ても精々昨日採ってきた苗に見えるよね。
でもね、これを見てごらん。
これは蔓の切り口だよ。
どう見ても昨日今日採ってきたものではないよね。
でも、新鮮だ。 何で?
さあ、そこなんだよね。 もう何日も経っているはずなのに、何でこんなに新鮮に見えるんだ?
それが今日の話題の保存法なんだよね。
ヒゲおやじ流はまた後で話すとして、実は何年か前に芋蔓を専門に扱っている農家に苗蔓を買いに行ったことがあるんだよね。
広い倉庫にムシロを強いて、多分100本単位だと思うんだけど、束ねた芋蔓が一面に並べてあるんだ。
えー、こんなところで個人にばら売りしてくれるんだろうかと、恐る恐る「すみません、ばら売りしてもらえるんでしょうか」 「ああ、ええぞな、何本いるんぞな」ときた。
「鳴門金時20と紅あずま20ください」 「あいよ」てなもんだね。
それがまた飛びきりのピンピンの苗だ。
「綺麗な苗ですねえ」などとお世辞のつもりで言うと、「兄さん、これはな。水さえかけといたら何日でも持つんよ」と仰る。
「本当はな、ちょっと萎れかけたくらいで植える方がええんやけど、そんな苗誰も買わんやろ。みんな新鮮な苗を買いよるからな」。
「ほやから、毎日水かけて新鮮に持たしとるんよ」。
だそうだ。 わかるかな?
「へー、それでどのくらい持つんですか」 「そうやなあ、2週間や3週間は持つぜ」。
「そやけど、植えつける前にはいっぺん枯らした方がええぞな」。
ほほー、これは耳寄りな話を。 やはり専門家だねえ。
ということで、それ以来ブログでも、枯らしてから植えつける方がよいという記事を何回も書いているんだねえ。
で、実際にやってみると活着率は圧倒的に枯らした方がいいんだ。
でも、枯らしすぎると失敗するよ。 やはり加減というものがあるからねえ。
で、ここからはヒゲおやじの保存法。
その後も色々やってみたけど、あまり長く保存するのは良くないみたいだね。 まあ、適当な期間ということだ。
適当な期間って? うーん、1週間かなあ、素人がやる場合は。
で、どうやるの?
そうだねえ、ヒゲおやじ流としては、新聞紙か何かにくるんで、ばらけないように軽く縛った方がいいけどね。
それを浅く水を張ったバケツに浸けて、涼しい日陰に置いておくんだ。
こんな感じだけど、乾いたら上から如雨露か何かで水をかけてやるといいよ。
置き場所はあまり風の当たるところはよろしくないねえ。 できれば暗目がいいなあ。
これなら1週間や2週間は大丈夫だよ。
あ、そうそう、新聞紙で巻いて縛るのは、蔓が曲がってしまうのを防ぐためだよ。
そのままバケツに放り込むと、蔓が曲がってしまって植え付ける時にえらく苦労するからね。
なるべく真っ直ぐでいてほしいという願いだな。
いやね、先日苗蔓をどうやって保存したらいいかという質問があったのでね。
あ、それなら丁度いいかもというわけだ。
でも、あれだよ。芋蔓って強いからね。 日陰に置いて水さえかけて置いたら、たいていは大丈夫だよ。
でも、植えつける前には十分吸水させてから、一度乾かすんだ。
それから植えつけると、まず間違いなしに活き着くからね。
えっ、何かに似ている?
あー、気がついたか。 そのとおりだねえ。
そう、挿し木の要領と全く同じなんだよ。
だって、苗蔓の植え付けって、挿し木そのものだからね。
その辺りを考えれば、直ぐ理解できるはずなんだけどなあ。
だって、例えばバラの挿し木って、枝を切って新鮮な方がいいからとそのまま挿したりはしないだろう。
ま、そういうことだ。
どうかな、少しは参考になったかな?
今の時期は色々な作業が目白押しで、今日は他にも色々やったんだけど、とても記事にはできないよ。
何をやったかって? うーん、ナスの植え付けと、トマトの手入れと支柱立てかな。
まあ、それは暇を見てボチボチやることにしよう。
明日はサツマイモ用の畝を1本やっつけて、できればナスの手入れと支柱立てをやりたいんだけど、さてどうなるかなあ。
今の時期は本当に忙しいねえ。
ありがとうございます。
明日もきっと良い日であります。
ヒゲおやじ
種苗店はさすがにそんなことはしないので、今月いっぱいは急がなくても大丈夫だ。
でも、早めに買っておいて損はないからね。
でも、買ったら直ぐに植えつけないと枯れてしまうのでは?
って、みんな思っているんだねえ。 だから植えつける直前というより、当日に買おうと考えているんだなあ。
それって、本当に正しいやり方?
その前に、サツマイモの苗って、そんなに簡単に枯れるの?
いやいや、彼はなかなかの強者で、そう簡単に枯れてしまったりはしないんだねえ。
でも、保存のための処置はいるんだよ。
これが今日調達してきたサツマイモの苗だ。
これを見て、「えっ」という人が案外多いので、こっちの方が「えっ」だよね。
聞いたところによると、どうやらポットに入った苗を想定しているらしいんだなあ。
でも違うよ。 サツマイモはこういう苗蔓を植えるんだよ。
そんなことはどうでもいいので、これをどうするかだよね。
直ぐに植える人は植えて大丈夫だよ。
でも、まだ畝が整ってなくてという人は、しばらく保存しよう。
大丈夫、枯れたりはしないから。
例えばこの苗、いかにも新鮮だろう。 どう見ても精々昨日採ってきた苗に見えるよね。
でもね、これを見てごらん。
これは蔓の切り口だよ。
どう見ても昨日今日採ってきたものではないよね。
でも、新鮮だ。 何で?
さあ、そこなんだよね。 もう何日も経っているはずなのに、何でこんなに新鮮に見えるんだ?
それが今日の話題の保存法なんだよね。
ヒゲおやじ流はまた後で話すとして、実は何年か前に芋蔓を専門に扱っている農家に苗蔓を買いに行ったことがあるんだよね。
広い倉庫にムシロを強いて、多分100本単位だと思うんだけど、束ねた芋蔓が一面に並べてあるんだ。
えー、こんなところで個人にばら売りしてくれるんだろうかと、恐る恐る「すみません、ばら売りしてもらえるんでしょうか」 「ああ、ええぞな、何本いるんぞな」ときた。
「鳴門金時20と紅あずま20ください」 「あいよ」てなもんだね。
それがまた飛びきりのピンピンの苗だ。
「綺麗な苗ですねえ」などとお世辞のつもりで言うと、「兄さん、これはな。水さえかけといたら何日でも持つんよ」と仰る。
「本当はな、ちょっと萎れかけたくらいで植える方がええんやけど、そんな苗誰も買わんやろ。みんな新鮮な苗を買いよるからな」。
「ほやから、毎日水かけて新鮮に持たしとるんよ」。
だそうだ。 わかるかな?
「へー、それでどのくらい持つんですか」 「そうやなあ、2週間や3週間は持つぜ」。
「そやけど、植えつける前にはいっぺん枯らした方がええぞな」。
ほほー、これは耳寄りな話を。 やはり専門家だねえ。
ということで、それ以来ブログでも、枯らしてから植えつける方がよいという記事を何回も書いているんだねえ。
で、実際にやってみると活着率は圧倒的に枯らした方がいいんだ。
でも、枯らしすぎると失敗するよ。 やはり加減というものがあるからねえ。
で、ここからはヒゲおやじの保存法。
その後も色々やってみたけど、あまり長く保存するのは良くないみたいだね。 まあ、適当な期間ということだ。
適当な期間って? うーん、1週間かなあ、素人がやる場合は。
で、どうやるの?
そうだねえ、ヒゲおやじ流としては、新聞紙か何かにくるんで、ばらけないように軽く縛った方がいいけどね。
それを浅く水を張ったバケツに浸けて、涼しい日陰に置いておくんだ。
こんな感じだけど、乾いたら上から如雨露か何かで水をかけてやるといいよ。
置き場所はあまり風の当たるところはよろしくないねえ。 できれば暗目がいいなあ。
これなら1週間や2週間は大丈夫だよ。
あ、そうそう、新聞紙で巻いて縛るのは、蔓が曲がってしまうのを防ぐためだよ。
そのままバケツに放り込むと、蔓が曲がってしまって植え付ける時にえらく苦労するからね。
なるべく真っ直ぐでいてほしいという願いだな。
いやね、先日苗蔓をどうやって保存したらいいかという質問があったのでね。
あ、それなら丁度いいかもというわけだ。
でも、あれだよ。芋蔓って強いからね。 日陰に置いて水さえかけて置いたら、たいていは大丈夫だよ。
でも、植えつける前には十分吸水させてから、一度乾かすんだ。
それから植えつけると、まず間違いなしに活き着くからね。
えっ、何かに似ている?
あー、気がついたか。 そのとおりだねえ。
そう、挿し木の要領と全く同じなんだよ。
だって、苗蔓の植え付けって、挿し木そのものだからね。
その辺りを考えれば、直ぐ理解できるはずなんだけどなあ。
だって、例えばバラの挿し木って、枝を切って新鮮な方がいいからとそのまま挿したりはしないだろう。
ま、そういうことだ。
どうかな、少しは参考になったかな?
今の時期は色々な作業が目白押しで、今日は他にも色々やったんだけど、とても記事にはできないよ。
何をやったかって? うーん、ナスの植え付けと、トマトの手入れと支柱立てかな。
まあ、それは暇を見てボチボチやることにしよう。
明日はサツマイモ用の畝を1本やっつけて、できればナスの手入れと支柱立てをやりたいんだけど、さてどうなるかなあ。
今の時期は本当に忙しいねえ。
ありがとうございます。
明日もきっと良い日であります。
ヒゲおやじ
この記事へのコメント
います。先日のカラスの件、早速実践しました。
効果有り、電柱の上でこちらを見ています。
嬉しくて“主が先です”と信号を送りました。
枝豆も挑戦、種蒔き済ませました。カメムシの
被害があるそうですね、又お知恵下さい。
今日ちょうどホームセンターでさつまいもの苗を見て、なんでさつまいもはいつもこんなしおれたような苗なんだろう、と思っていたのでした!
ひげオヤジさんにはほんとにいろいろ教えていただいてます。
ちなみに隣にネギもあり、こちらもなんだか枯れたような苗でしたが、ネギも同じ理屈なのでしょうか??
えーと、時々耕しますよ。大分前になりますけど、それも記事にしたことがあります。通路を耕すと作物がよくできるという内容です。それとは別に追肥は通路に撒けという話もしましたねえ。
作物の根は、実は畝にはなくて通路まで、場合によっては隣の畝の先まで伸びていたりするのですよ。なので、一生懸命畝に追肥をしても効かなかったりするのです。ただ、通路を毎回耕すのは労力的にも大変だし、そういうチャンスがあったときだけにしています。結構チャンスは少ないのですよ。隣に野菜が植えてあったりすると、その根も切ってしまうことになりますからね。その辺りは十分考慮してやってみてください。効果は抜群です。
あ、効果がありましたか。それはよかったですね。できれば黄色の細い紐を張ると効果覿面ですよ。カラスは黄色が識別しにくいのだそうです。
なので得体の知れないものがあると警戒して近寄らないとか。
カメムシは厄介ですねえ。捕殺が一番なのですけど、数が多い(笑)。
ネギは枯れても大丈夫です。農家の人はわざわざ乾かしてから、植えつける人もいるくらいですよ。植えつけたあとは水をタップリ遣ってください。
結構いろいろと採用させていただきました(笑)
サツマイモもかれこれ数パターンの植え方を試しています。
萎れて少し葉が枯れていても(半額で売られるような状態でも)、苗を半分に切って苗を倍にしても毎年きちんとできますねぇ。
私の近所では「サツマイモは新鮮なものよりも少し萎れたほうが、危機感に気づき根が早く出やすい」と言われておりますね。でも、最初の一回やったきりです。
わざわざ萎れさすのがめんどくさいのと、植えたい時期があるのと、植えていたら萎れて少し枯れるので特にそこまでする必要ないだろうと思って今は買って一日HB101を入れた水につけてからやってますね。
ちなみにサツマイモさんは今年はスペースの都合もあり、スイカやメロン、カボチャと50センチほど離して同居してもらうことになりました(笑)
サツマイモはどんな植え方をしても大体大丈夫です。
でも、一応萎れさせた方が活着率はいいようですね。
HB101ですか。持っていますよ。始めた当初は色々使ってみましたけど、挿し木などには効果があったように思います。野菜も植え付け時に根を浸してやるといいように思いました。でも、絶対的な効果は感じられませんでしたので、その後は使っていません。悪くはないので併用されるのはいいと思いますね。
なりません。 まず第一に20㎝は短すぎます。 埋めた節の数で芋の収量は決まります。 半分に切ると先のある方は多少収穫出来ますが、元の方は成長点がないので芋はできません。 40㎝は意味のある長さなので勝手に切らない方がいいですよ。
苗を植えたその日から、強風で苗が萎えてしまいました。
次から参考にします。ありがとうございます。
萎れるのは全然問題ありません。 土が乾いてしまわないように、適度に水を遣ってください。 ただしやり過ぎは禁物ですよ。
又教えてください。
四月に植えたサツマイモの苗が、強風で葉が全部枯れてしまいました。
その後新しい葉が2枚ほど出、昨日そっと根を掘って見ましたら、根がしっかり這ってました。このまま置いたらサツマイモは実りますか?
因みにいまだに葉の数は増えません。
新しく隣に植えたほうがよろしいでしょうか?
四月に植えた? えーと、そちらはどの地方でしょうか。
苗を売っているのですから、そちらでは当然の季節なんでしょうねえ。
こちらはまだこれからの時期ですよ。
サツマイモは蔓の先端部分、つまり芽のところですね。 ここが枯れていなければ大丈夫です。 途中の葉は枯れることも多いので心配要りません。
安心しました。青海の地方は伊豆諸島三宅島で、苗は自分で作りました。
まだ家庭菜園はじめて浅いので、毎日どきどきです。
又教えてください。
ああ、なるほど三宅島でしたか。 それなら4月で納得です。
大変な時期が長かったのですが、また戻られたのですね。
いやー、本当は一度は行ってみたいところなのですけど、もうこの年ではちょっとしんどいです(笑)。
めちゃ写真者ですが、シルクスィートを10本だけ買ってみました^_^
来週植えてみます。
植え方もまたあるので、そちらも参考にしてくださいね。